岐阜市の北部に位置する公園「岐阜市畜産公園センター」の最大の特徴は広大な芝生広場。気候が良い週末はたくさんの親子連れやグループが訪れ、ボール遊びやシャボン玉、お弁当やおやつでくつろいでいます。複合遊具もあるので、子どもたちも楽しく遊べます。平日も幼稚園や保育園の遠足で子どもたちが遊んでいる姿を見かけます。
雨の降る日は人の姿はあまり見かけませんが、芝生の緑は鮮やかになりますし、雨粒が木の葉に当たる音なども気持ちが良いし、なかなか乙な散歩ができます。
駐車場は園の南と北に2箇所。今回は「畜産センター北」交差点そばの駐車場に車を停めて園内へ。歩いてすぐグラウンドと複合遊具のある広場があるので、小さなお子さんがいる方はこちらの駐車場に停めるのがお勧めです。
ここで注目したいのが、ロケット型の時計塔とウェルカムゲート(?)。ゲートの上では2人子ども、いや、天使!が訪れる人を出迎えてくれています。以前はアーチの部分が虹になっていて、色落ちした状態を見かねて、ボランティアさんがシティリペアプロジェクトとして、綺麗に白く塗り直されていました。リペアされているのが2016年なので、6年の時を感じます。


畜産センター公園はあじさいの見どころスポットだと思っています。ハイキングコースのになっている山の斜面にアジサイ園があるほか、数年前に整備された「里山植物園」にもさまざまな種類のアジサイが植えられています。
里山植物園は園内にある約300種類の植物が集められているとのこと。時間がないけれど、畜産センター公園の草花を愛でたい!という人はここを訪れるだけで解決!四季折々に見頃になる草花が植えられていますし、いつ訪れても違う風景が楽しめます。名札やQRコードが掲げられてるので、情報を得ることもできて、有意義な時間が過ごせるでしょう。もちろん、里山植物園だけで完結せず、ハイキングコースを歩けば、里山の植物のリアルを感じることができます。

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その他、畜産センター公園には、カフェやイベント、ワークショップが行われるビジターセンター、ドッグラン、交通教室(交通広場)もあってまさに「岐阜市民の憩いの場」。藤棚の下のベンチや休憩スペースがあるから、お茶や食事を持ってのんびり過ごすこともできます。

以前は豚、羊、牛など園名の通り畜産が飼われていて、動物たちの姿をいつでも見ることができました。2018年11月に豚熱が発生してからしばらく閉園しており、2020年5月の再オープンされましたが、畜産エリアは立ち入り禁止になっています。

歩いた日 2022.06.06