竹林並木を散歩、かぐや姫の散歩道(木曽川渡し場遊歩道)

散策道

江戸時代に中山道の木曽川の渡し場だった場所が公園になっています。今は竹林が整備され、「かぐや姫の散歩道」と名付けられ、全長600mにも及ぶ竹林の遊歩道を歩くことができます。竹林と言えば、京都嵐山の竹林の小径や三重県松阪市にある美濃田竹林街道が思い出されますが、ここの特徴は遊歩道沿いに竹を保護する腰壁(?のような)藁が無いところではないでしょうか。もしかしたら、あまりにも人が訪れすぎて、荒れてしまう、なんてことがあれば腰藁が取り付けられてしまうかも、と勝手に妄想しますが、足元から竹がすっと伸びている風景を望まれる方は今がチャンスかもしれません。

辿り着き方ですが、国道41号線から東へ県道84号線(土岐可児線)に入ると、左手に「かぐや姫の散歩道」の小さな案内板が見えるので、そこを左折。細い道になりますが、「日特スパークテックWKSワークスパーク(かに木曽川左岸公園)」を目指して、車は公園の駐車場に駐車します。木曽川沿いに遊歩道が整備されているので、東へ(グラウンド側)歩いて行くと、竹林に到着することができます。

かに木曽川左岸公園には芝生広場、大型遊具、グラウンドがあります。2022年4月にオープンしたばかりでした
木曽川まで下りて、川遊びしている人もいました

背の高い竹林には、木漏れ日が差し込み、散策にぴったり。もちろん、「映え」スポットとも言えます。

奥にいる人の背丈と竹の丈の長さを比べると竹の高さがわかります
川沿いの竹林のため広さを感じられます
写真奥に見えるのが「太田橋」。この橋の南詰には「今渡の渡場跡」があって、歩いていけるはず。そして、川沿いに散策道が整備されていると思います(いつか行く!)

木曽川は奇岩怪岩が多い川。特急「しなの」に乗っていて、木曽郡上松町付近にさしかかると「寝覚の床です」とアナウンスが入りますし、恵那峡には奇岩クルーズがあります。もちろん、この辺りも奇岩を見ることができ、伝説まである岩もありました。

砂地に生える竹が、南国っぽい
「夜泣き岩」。伝説によると月の澄んだ夜、白装束を来た女性が岩に立って泣き、その泣き声が川面に流れたそうです。女性は平知盛の妻の亡霊では?と後世に伝えられたそうです

伝説も含め、和ファンタジーを体感したい方にお勧めのスポット。ただし、蚊が多いので、対策をしていくことを強くお勧めします。

歩いた日 2022.05.29

タイトルとURLをコピーしました